C-130 HerculesとJapanese Garden
C-130 HerculesとJapanese Garden:空の巨人と海の庭園
紅海の一番奥に位置するヨルダンのアカバ。ここでは、歴史が刻まれた巨大な航空機と息をのむほど美しいサンゴの森が共存している。今回は、アカバのダイビングで外せない2つの象徴的なスポット、「C-130 Hercules」と「Japanese Garden」の魅力を深掘りする。
1. C-130 Hercules:海底に眠る「空の巨人」
このスポットの主役は、かつてヨルダン王立空軍で使用されていた軍用輸送機「ロッキード C-130 ハーキュリーズ」です。2017年11月、アブドラ2世国王の主導による観光振興プロジェクトの一環として、人工礁を作るために意図的に沈められた。
特筆すべきは2020年3月に発生した猛烈な嵐。この自然の猛威により強固なアルミ製の機体は真っ二つに裂け、現在では「人工的に置かれた展示物」から、よりリアルで荒々しい「真の難破船(レック)」へと姿を変えた。
構造と深度
- 最大深度: 約17m(尾翼付近)。コックピット付近は約13mと比較的浅め。
- 難易度: 初級者から参加可能
- 透明度: 通常20m以上。水面からも機体のシルエットが確認できる。
- アクセス: ビーチから約50〜300m。ボートだけでなく、南ビーチからのエントリーも可能。
見どころ
最大のサプライズは、操縦席に座る「骸骨(プラスチック製の人形)」。フライトスーツを纏った彼の姿は、レックダイビング特有の少し不気味で幻想的な雰囲気を演出している。
また、嵐で機体が割れたことにより内部への光の差し込み方が劇的に変化した。現在では機体の中に何百匹ものテンジクダイ(Glassfish)が群れ、それを狙うミノカサゴが優雅に舞う、生命力あふれる空間となっている。
また、嵐で機体が割れたことにより内部への光の差し込み方が劇的に変化した。現在では機体の中に何百匹ものテンジクダイ(Glassfish)が群れ、それを狙うミノカサゴが優雅に舞う、生命力あふれる空間となっている。
2. Japanese Garden:紅海の色彩が爆発する「和の庭園」
「ジャパニーズ・ガーデン」という名は、そのサンゴの配置や美しさが、緻密に手入れされた日本の庭園を彷彿とさせることから名付けられた。アカバ海洋公園の中でも最も保護されているエリアの一つであり、数十年かけて育った巨大なテーブルサンゴや希少なブラックコーラル(黒サンゴ)が群生している。
構造と深度
- 最大深度: 約30〜40m(斜面を下るほど深くなる)
- 推奨深度: 5m〜20m。最も色彩が豊かなのはこの水深
- 難易度: 初級〜上級(スノーケリングも可能)
- 透明度: 安定して15m〜30m
見どころ
ここは単なる「サンゴ礁」ではない。水深23m付近にある巨大なウミウチワ(Gorgonia Fan coral)を起点に浅瀬へと戻るルートは、まるで水中写真のギャラリーを歩いているよう。
運が良ければ、絶滅危惧種であるタイマイ(ウミガメ)やマダラトビエイが、サンゴの上をゆったりと横切る瞬間に立ち会える。浅瀬(水深2〜5m付近)は光が強く差し込み色とりどりのハナダイの群れが黄金色に輝くため、安全停止の時間さえも忘れられないショータイムとなる。
運が良ければ、絶滅危惧種であるタイマイ(ウミガメ)やマダラトビエイが、サンゴの上をゆったりと横切る瞬間に立ち会える。浅瀬(水深2〜5m付近)は光が強く差し込み色とりどりのハナダイの群れが黄金色に輝くため、安全停止の時間さえも忘れられないショータイムとなる。
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